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経営者が知っておきたい生命保険等の税務
Q:2019年6月に法人保険の税務・経理処理が大きく変わったそうですが、経営者として知っておきたい生命保険等の基礎について解説してください
A:法人定期保険の経理処理に要注意
生命保険は大きく分けて、①養老保険、②定期保険、③終身保険の3種類に区分されます。
(A)保険期間中の最高解約返戻率が50%以下の場合、税務上の損金となります。但し「特定役員・従業員のみ加入」の場合は給与課税の可能性があります。
(B)保険期間中の最高解約返戻率が50%超の場合、返戻率により処理が異なりますので注意が必要です。
保険金はありませんが、払込期間に応じて解約返戻金があります。死亡保険金は必ず支払われるので、保険料の処理につき、死亡保険金の受取人が法人の場合は「資産計上」、被保険者の遺族の場合は「被保険者への給与」となります。
以上、内容を十分にご理解の上ご活用下さい。
令和2年12月
税理士法人石井会計
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