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ここでは、企業の収益性をみる指標である売上高営業利益率について紹介します。
売上高営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合をいい、営業利益÷売上高×100(%)で算出できます。
営業利益とは、売上総利益(売上高-売上原価)から販売費及び一般管理費(以下、販管費)を差し引いたものであり、企業の営業活動の成果を表します。
売上高営業利益率が低い場合、売上高総利益率が低い、あるいは、売上高販管費比率(販管費÷売上高×100(%)が高いことが考えられます。
したがって、これらを改善することで、売上高営業利益率も改善されます。
売上高営業利益率は、業種はもちろん、同じ業種内でも取り扱い商品や製品の違い、販管費の使い方の違いにより大小の差が生じます。
したがって、同業他社との比較により、業種内での自社の状況が把握できます※。
また、自社の実績を時系列に並べることで、自社の経営状況を把握することができます。自社の数値をチェックしてみてはいかがでしょうか。
※同業種のデータについては、石井会計の担当者へお気軽にお尋ねください。
日本政策金融公庫が公表している「小企業の経営指標」などでもご確認いただけます。
日本政策金融公庫「小企業の経営指標調査」
https://www.jfc.go.jp/n/findings/shihyou_kekka_m_index.html
令和6年7月
税理士法人石井会計
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