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事業活動維持のための助成金等~その2~
経営
事業活動維持のための助成金等~その2~
Q:コロナ関連助成金で、「事業再構築」や「IT導入」など「事業活動維持に役立つ助成金」を教えて下さい。
A:事業再構築とIT導入に挑戦を
今回はIT導入補助金について解説します。
(1)目的:ITで業務効率化・データ活用・働き方改革・コロナ対策・全社的DXを進める中小企業の様々なニーズに答えて生産性向上を支援する。
(2)対象:飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、等のサービス業のほか製造業や建設業等の中小企業等。
(3)内容:
①「通常枠」(A・B類型)は、中小企業等が自社の課題やニーズに合うITツール導入による経費の一部を補助することで、経営力向上を図るため。
②「低感染リスク型ビジネス枠」(C・D類型)は、ポストコロナの状況に対応したビジネスモデルへの転換に向けて(低感染リスク型)、労働生産性の向上とテレワ-ク環境対応に取り組む中小企業等(テレワ-ク対応型)に、「通常枠」より補助率を引き上げて優先的に支援するため。
※概要はPDF内の表をご参照ください。
(4)申請・手続き:
①「IT導入支援事業者の選定」と「ITツールの選択」
⇒②「gBizIDプライム」アカウントの取得
⇒③交付申請※1
⇒④ITツールの発注・契約・支払い(「交付決定」後に)
⇒⑤事業実績報告
⇒⑥補助金交付手続き
⇒⑦事業実施効果報告 の流れです。
※1 交付申請締切日は3次締切分が9月中の予定
(5)補助金活用事例:
(通常枠)「販売管理システム」を導入、売上の多い得意先の需要予測により売上増加。
(低感染リスク型)顧客対面実施による感染リスク防止に「遠隔注文システム」「キャッシュレス決済システム」「会計管理システム」の同時導入により効率化。
(テレワ-ク対応型):テレワ-ク実施のためクラウド型勤怠管理システムとweb会議システム導入。
<詳細はこちらのPDFをご確認ください> ※新しいウィンドウで開きます
令和3年8月
税理士法人石井会計